ルクセンブルクの市当局がMicroflex® Complete Wirelessジタル・カンファレンス・システムを使用して特殊な会議スペースに対応
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ソーシャルディスタンスの時代に最初に開かれた市議会では、あちこちで場当たり的な設置が行われ、取り急ぎ有線マイクロホンが取りつけられました。こうした代替策でも、少なくともセッションを録音することはできました。しかし、参加者の誰も、発言や視聴の音声品質に関する問題の大きさを本当には理解していませんでした。
パンデミックの前には、15平方メートルの狭い会議室でテーブルの周りの10人に話せばよかったのが、200平方メートルのスペースでそれぞれ2 mの距離を取って、15人の前で話さなければならなくなったのです。これははるかに難しいことがわかりました。
言うまでもなく、使いやすさは参加者にとっても発言者にとっても不可欠な要素です。市議会のメンバーは技術者ではなかったため、オープンチャンネルの制御でも、チャンネルの自動ミュート機能でも、機器の基本機能を制御できなければなりませんでした。
ソリューション
Shureチームに問い合わせたLEMON Event Support社の担当者の対応が優れていたおかげで、強力で配置が容易で使いやすいソリューションが見つかりました。Microflex® Complete Wireless(MXCW)デジタル・カンファレンス・システムです。
突然、特殊な環境で話す必要が出てきたときに、Shure MXCWは大変優れた柔軟性と拡張性をもつワイヤレスシステムであることが実証されました。
このような新しいワイヤレス技術の採用がこれまでにない機会を開き、もう過去のやり方には戻れなくなっています。
効果
- 距離の制約の中でも明瞭な音声伝達
- 使いやすさ
- 広い室内でも狭い室内でも、最適な音響
ルクセンブルクの健康危機により、会議市場で爆発的な需要が発生し、公的機関には新しい考え方が生まれました。メルシュやスタンフォールなどの行政機関は、上演ホール、スタジアム、体育館、コンサートホールといった特殊な環境でリモートの会議やイベントが開催できるように、措置を取る必要性に迫られました。
この新しい状況により、同じ人数で大きな会議室を使用しなければならなくなるまで、もともと、ほとんどの会議室には会議システムが装備されていませんでした。
会議参加者同士の間隔が突然広くなった状況で、声が出なくなるという危険を冒さずに、自然な態度を保って1時間話すことはできるのでしょうか。
「スタンフォールの市議会は健康の規定とソーシャルディスタンスの措置に従って、一時的に広い部屋に移ることになりました。LEMON Event Support社は急遽、スピーチが明瞭に聞こえ、自宅からセッションに参加する職員用のオンライン会議システムを簡単に組み込める技術的ソリューションを提供してくれました。」
--スタンフォールの行政機関の書記官、Diane Stockreiser氏
「最終的に、体育館でも上演ホールでも、Shure MXCWシステムをレンタルした多くのお客様は、このシステムがもたらしてくれる技術的な可能性に気づいて、最適な音響を得るために、元の部屋に戻ってからも使い続けることを望みました。彼らは、それまでにない状態で経験したこの音響品質を自分たちの公民館にも導入することが重要だと認識したのです。」
-- LEMON Event Supportのマネージングディレクター、Paul Thyes氏