[How To]ボタンを押すだけで会議室のオーディオシステムを即座にチューニング

2021年8月30日 [How To]ボタンを押すだけで会議室のオーディオシステムを即座にチューニング

 

会議室は、指紋のようなものだと考えてみてください。まったく同じ指紋は二つと存在しません。同じことが会議室にも当てはまります。それぞれの会議室には固有の音響特性があり、天井の仕上や壁、床の材質、窓や家具の大きさ、さらには会議室内の人数によっても影響を受けます。このように、音声環境は周囲の条件に非常に影響を受けます。となると、オーディオ機器も音響環境に合わせて調整したいと思いますよね?

一般的な製品の場合、最適なパフォーマンスを得るためにオーディオ機器を調整しようとすると、専門のエンジニアを呼んで室内の残響を測定し、それぞれのマイクの音を確認して、個々のスピーカーの音量を設定する必要がありますが、これには多くの時間と費用がかかります。しかも、環境に合わせて緻密な調整ができるのは、一般的にハイエンドのオーディオプロセッサーに限られます(そのようなプロセッサーを設定、調整するのには更にコストがかかります)。

私たちは、小会議室・ハドルルームから大会議室まで、Stem Ecosystemによって誰にでもエフォートレスでありながら、最適に調整された音環境を提供したいと考えています。 そこで開発されたのがRoomAdapt機能です。RoomAdaptを使用することで、どのような部屋であっても、ボタンを押すだけでStem Ecosystemのパフォーマンスを瞬時に最適化することができます。

 

 

RoomAdaptを開始するには、Stem Ecosystemのプラットフォームに入り、最適化を行う部屋を選択します。 あとは[Adapt]ボタンを押すだけで各デバイスが相互に通信し、部屋に適応します。RoomAdaptを実行すると、各デバイスからビープ音が出力され、デバイスは室内の残響特性と収音状況を分析します。この分析結果をもとに、特定の部屋の特定の設置場所に合わせて最適に動作するよう、それぞれのデバイスが自己調整を行います。

指先ひとつ、たった3ステップだけで完了します。

1. Stem Ecosystemのプラットフォームに入る
2. 最適化したい部屋を見つける
3. [Adapt]ボタンを押す

デバイスを別の部屋に移動したり新しく追加する場合でも、調整のために専門のエンジニアを呼ぶ必要はありません。再度[RoomAdapt]ボタンを押すだけで完了です。また、RoomAdaptはリモートでも操作が可能なため、部屋に入る必要もありません。

RoomAdaptを使えば、何時間もかかっていた会議室の音響調整が数秒で完了し、最高のパフォーマンスが得られる環境を実現できるのです。

 

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