初めてのStemルームを数分でセットアップする方法
これまで、一般的なビデオ会議機器の導入工事では、インテグレーションやプログラミングといった専門技術を持つ業者に依頼する必要がありました。「時は金なり」ということわざにもあるとおり、そのような導入工事には多くの時間とコストがかかります。
Stemは、そうした従来のソリューションとはまったく異なります。Stemのコンセプトは、すべての部屋にカスタマイズ可能なソリューションを、誰もが自由に導入・構築できるようにするというものです。Stemを採用する理由がどのようなものだとしても、エコシステムの導入作業は紛れもなく「エフォートレス」です。
Stemの導入は、お客様自身の手で次の3ステップで行えます。
ステップ1:製品を設置する
導入の第1段階は、デバイスを目的の場所に設置することです。Stem Ecosystemには、製品を自由に組み合わせることで会議音響をカスタマイズできるという、優れた柔軟性があります。
ステップ2:接続する
各デバイスをネットワークに接続します。必要なのは、電源と音声/制御信号の伝送が可能な、1本のLANケーブルだけです。ケーブルの一方をユニットに接続し、もう一方をLANコンセントに接続します。数秒待ってユニットがオンライン状態になれば、ステップ2は完了です。
ステップ3:「Room」を構成する
室内のすべてのデバイスを接続したら、それらをすべて同じ「Room」にアサインします。これにより、すべてのデバイスがその部屋に合わせてカスタマイズされた1つのオーディオソリューションとして連携するようになります。
Stem ControlまたはWEBブラウザーからStemプラットフォームにログインし、「Ecosystem」を選択します。次に「Rooms」を選択し、「Add Room」を選択して新しいRoomを作成するか、すでにRoomが作成されている場合は既存のRoomを選択します。
「Add Room」を選択した場合、Roomに名前を付けることができます。次はデバイスの追加です。「AddDevice」をクリックすると、ネットワークに接続され使用可能なすべてのStemデバイスのリストが表示されます。その部屋に設置されているデバイスを選択し(1台でも複数台でも選択できます)、チェックマークをクリックするとRoomにアサインされ、1つのエコシステムとして動作するようになります。
以上を要約すると、Stemのプラットフォームにアクセスする →「Ecosystem」>「Rooms」>「Add Room」を選択する (Roomの作成と名前の登録) → 「Add Device」を選択する (Roomで使用するユニットを選択)、という流れです。
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